春季大会を目前に控えた3月11日、Tにとっての今季開幕戦が初対戦の相模原ジールズを相手に行われた。
2月の練習ではさっぱり人が集まらず試合ができるのかという不安を抱えたままで当日を迎えたが、
やはり試合になると人が来る。
エースのオガタはぶっつけに近い状態ということもあり、開幕投手は今年こそ防御率一ケタを目指すナカムラ。
一人で勝手にランナーをため、一人で勝手に打たれて点を取られ、一人で勝手にアウトに取るという典型的な一人相撲。
特に与四死球7ワイルドピッチで2失点はバックの信頼を失うには十分な結果だった。
オガタは3回にマウンドへ上がるが、3、4番を抑えながら三者連続四球で降板、大会に不安を残した。
最後に投げたカンノが危なげなく3人で切ったのがわずかな希望か。
一方の打撃陣は上位打線で出塁、4番が返すという理想的な攻撃が見られた。4番ヤマダは4打数3安打1本塁打6打点と大爆発。
5回には早くも今季第1号の満塁アーチを放った。しかし下位打線はふるわず7、8、9番がノーヒットの5三振。
終わってみれば6-8と数字だけなら惜敗だが、内容はずいぶん差があった。際どい球には決して手を出さない選球眼、
積極的に次の塁を狙う姿勢、走者を先に進ませない守備など、野球に対する取り組みかたはジールズの方が一歩上だった。
大会で勝つためにはこのあたりの意識改革が必要だと思われるが、はたしてTにそんな野球ができるのか。
できるならもうやっとるわ、という声がどこからか聞こえてきた。
―選手の声
●満塁ホームランを打ったヤマダ選手
ベース一週走るのは疲れた。今度は歩いて帰ってきたい。
●初の開幕投手で敗戦、ナカムラ投手
調子は悪くなかったが四球が多すぎた。でもとりあえず防御率一ケタはキープ。
|
|